この記事を読んでいるという事は『子供がゲームの時間を守らない』そう悩んでいる方だと思います。
ではなぜゲームばかりしている事を心配しているのか?それは『視力の低下』『勉強をしなくなる』『家族とのコミュニケーション』おそらくこの辺りでは無いでしょうか。
特に最近では小さな子供までスマホを持つ(親が与える)ケースも多くなり、子供でも手軽にゲームをプレイする事が可能。中高生のネット依存も大きな問題となっており、子供とゲームについて心配するのは当然だと思います。
今回はそんな心配をされている親御さんに伝えたい事があり文章にしてみました。
目次
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そもそも大人であっても時間を守らない。子供が守れるはずがない
まず当サイトは基本的にはゲームの攻略情報なんかを掲載しており、私はその管理人。もちろんゲームは好きな部類です。で、よく嫁さんに『買い物中にゲームするな!』『ご飯食べるときはスマホ持つな!』『ゲームしている時に話しかけると全然聞いていないからムカつく』みたいな感じで怒られています・・・笑
案外同じような方も多いのではないでしょうか?
そう、ゲームって子供だから時間守らない・・・と言うより大人も守れないんですよね。それほど依存度が高いものです。
実際わたしも集中してゲームをしたい場合、寝たふりをして嫁さんが寝るのを待つ。で、完全に寝たのを確認してから遊ぶ。とかやります。これって子供も同じで仮にゲームの時間を制限したりしても同じような事するはず。実際にわたしが子供の頃も親が寝たのを確認してからゲーム機を起動させていましたしね。
『子供がゲームの時間を守らない』と悩むより、守れなくて当たり前。ではそれを前提としてどうするのか?そう考えた方が良いかと思います。
なぜゲームはここまで依存性が高いのか、具体例を踏まえ解説
子供がゲームの時間を守らない、じゃあどうするか??その話の前になぜゲームってこんなに依存度が高いのかを解説していきます。
スマホゲームの普及によってゲームが手軽・オンライン前提になったため
昔はゲームで遊ぶと言っても、友達同士で集まりコントローラーの取り合いをする、ってのが普通でした。ですが今はスマホの普及によりスマホゲーは場所を選ばすどこでも遊ぶ事が可能。しかも課金機能はあるが基本は無料のものが大半です。
で、今のスマホゲーってほとんどSNSと変わらないものが多く、ゲーム内でチャットできるのはもはや普通。さらにはボイスチャットツールのDiscordなんかを使って顔の知らない相手と通話しながらゲーム、なんかも可能です。
これって大人の遊び方・・・と思うかも知れませんが、色々なゲームをしていると小学生や中学生って普通にゲーム内で遭遇します。実際に親戚の小学4年生は友達とゲームをする際、Switchをオンライン+ボイスチャットで遊んでいました。今はこれが当たり前なんですよね。
オンラインだと一緒に遊んでいる相手がいます。昔のゲームはオフラインなので用事ができたら一時停止、手が空いたらプレイ再開で問題ありませんでした。しかし相手いがいると迷惑掛けたくない、置いて行かれたくない、そんな思考が働きずーっとゲームに没頭してしまいます。
これは大人でも子供でも同じです。
ゲームはコミュニケーションツールとなっている
昔はゲームと言ってもハード・ソフト共に高価で友達全員が同じゲームを持っている・・・って事はあまりありませんでした。しかし今はスマホゲーがあるので、友達と同じゲームをするのは簡単、しかもオンラインで離れた場所でも一緒にプレイできます。
そうすると会話も当然そのゲームの内容となるわけですね。
自分が子供の頃を思い返すと友達が持っている玩具、ゲーム、特にみんなが持っているような流行のものを自分だけが持っていなければ話にもついていけず悲しい気持ちになったのではないでしょうか?
会話の話題になる娯楽・・・・そりゃ子供ならやりますよね。
YouTube(ゲーム実況)の普及
子供に関してはyoutubeをはじめとしたゲーム実況系の動画、これもゲーム依存を増長させる要因になっているかと思います。
昔はゲームの攻略法などは友達同士での情報交換が主でした。しかし今は動画で簡単に情報を入手できます。そして子供の吸収力って半端なく、大人でも理解するのが難しい内容の動画であっても感覚でできたりするんですよね笑
ゲームって人より上手くなりたい、強くなりたいってのがあるので子供がそれを動画を見て真似することで簡単に出来る。これがゲームに没頭する一因になっているかと思います。
少し余談ですが、youtubeなんかのゲーム実況で注意することですが、『発言までも実況者の真似をしだす』と言うこと。大人であればゲーム実況者が大袈裟であったり過激な発言を演出として見ますが、子供は真似します。敵に倒されたら奇声を上げて悔しがる。かなり汚い暴言を吐く、こういう行動に悩まされているなら原因はゲーム実況である事が多いはずです。
あともう一点、『親に黙って課金する』問題。これyoutubeで検索すればわかりますが、課金する方法なんかも動画で解説されているんですよね・・・・これは親戚の小学四年生も実際にやりました。高額請求がきて驚き、どうやって課金したのか問いただしたところ動画でやり方を見たらしいです。クレヨンしんちゃんか何かのゲームに確か10万以上・・・・・親が頭を抱えていました。。。。
このようにYouTubeはゲームと組み合わさると金銭的トラブルが発生する場合もありますので注意して下さい。
しかし子供にゲームが悪い事ばかりではない
子供がゲームに没頭するのは確かにデメリットが多く、心配している人は多いかと思います。
しかしゲームは悪い事ばかりではありません。わたし思うのですが、昔は勉強して良い大学に入る。就活して大企業に就職、ってのがスタンダードでした。しかしこの先も同じでしょうか??
生活環境はかなり変わり、昔と同じ事していて社会で活躍できるのか??ちょっと疑問です。先ほどYouTubeの危険性について少し触れましたがあれだってゲーム実況して大金を稼いでいる人もいる。ゲーム好きの子供が実況者になりそこいらのサラリーマンよりも稼ぐかもしれません。また今後eSports(ゲームの大会)なんかも活発になるのは明白でありプロゲーマーになる可能性だってあります。
わたしが実際に経験して驚いた事なのですが、とあるストラテジー系のゲームをプレイしていた時に中学生がいたんですよね。その中学生、まあまあ強い。ストラテジー系のゲームって結構課金要素が高く、無課金プレーだと厳しいのですが、その中学生結構強い。そこそこ課金している訳ですよ。
親の金使ってブルジョワ坊ちゃんかよ!!って内心馬鹿にしていたのですが、ある日『結構課金しているけど大丈夫??』って聞いてみると『あ、僕ブログでそれなりに稼いでいるんで課金大丈夫です!!』との返答。
衝撃を受けました。
仲良くなって運営しているブログを見せてもらったのですが、かなり立派・・・・・下手したらわたしより稼いでいるやも知れません笑
参考
ブログで稼ぐってのがイメージできない場合はこちらの記事を読んでみて下さい
このようにゲームって依存って依存性が高く、デメリットばかりが注目されますが、今後の世の中で自力で稼ぐ力のようなものを培う要素もあります。間違いなくこのような子供は今後も増えてくるはずです。
どうせ子供はゲーム我慢できないのでゲームで学習させる作戦もあり
大人ですらゲームに没頭するので子供が我慢できるはずがない。またゲームは今の環境だと制限するのも難しい。ならばゲームを活用して学習させるというのも手です。
例えばアニメを楽しみながらナゾを解く「名探偵コナンゼミ」というものは人気のアニメである名探偵コナンの動画を見ながらゲーム形式で謎解き、自頭を鍛える事ができます。これ実際にわたしもやってみたのですが結構難しい。大人でも楽しめるので子供と一緒に遊んでみるのも良いかと思います。
あとオススメなのがプログラミングですね。これは子供のうちから学習しておくべきと断言できます。小学校からプログラミング学習が必修となっているのはご存知かと思いますが、今後プログラミング能力の需要が高まルのは間違いありません。
子供むけのプログラミングについては別記事にて解説しているので良かったら参考にしてみて下さい。
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子供がプログラミングを学ぶメリットと厳選オンラインスクールの紹介
当ブログでは基本的にはゲームの攻略情報を主に投稿していますが、たまには真面目な??内容も投稿してみようかと。 わたしこれは自信を持って言えるのですが、『子供には早いうちからプログラミング ...
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まとめ
さて今回は子供がゲームの時間を守らないと悩んでいる親御さんへ伝えたい事として記事を書いてみました。
最後にまとめると
まとめ
・大人ですら時間守れないのに子供がゲームの時間を守るのは困難
・ゲームは子供間のコミュニケーションツールになっており、制限するのが正解とも言えない
・スマホやタブレットが普及、YouTubeなんかを気軽に見れる今の環境だとゲームを制限するのは難しい
・ただしゲームには自力で稼ぐ力を培うという面もある
・どうせ制限できないならゲームを活用して学習させるのもアリ
だいたいこんな感じです。
ゲームって全くやらない人だと何でそんなに没頭するのか理解できなくて、ずーっとゲームしている子供が腹立つんだと思います。うちの嫁さんも全くゲームしないので、わたしに対しても良く怒っていますからね笑
確かに子供がゲームに没頭する事は危険性があります。ですがゲームの悪い面ばかり見ずに良い面にも注目し、子供とゲームをどの程度の距離感にするのか考えてあげて下さい。
では今回はこの辺で。