さて今回紹介する映画は現代ホラーの頂点とも評価されている『ヘレディタリー/継承』です。
この映画を見るきっかけですが、以前『ミッドナイトサマー』という映画を見てですね・・・その映画がちょっと面白く、同じ監督(アリ・アスター)の作品も見てみよう!って事で見ることに。
→『ミッドナイトサマー】鬱になる・胸糞・明るいホラー?と話題の映画を見た感想
ミッドナイトサマーは何といいうか一見ホラーっぽくないのに対して、『ヘレディタリー/継承』の雰囲気は終始ホラー。ただ普通のホラーとはちょっと違って、展開が読めないタイプ。さらに伏線まみれでかなり真剣に見ていないと一回じゃ理解しにくい系ですね。ミッドナイトサマーも伏線まみれでしたが、この監督はそういうの好きなんでしょうね笑
目次
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ヘレディタリー/継承 は展開が読めない良作ホラー (ネタバレなし)
まずジャンル的には間違いなく『ホラー』なんでしょうが、ホラーといっても人が怖い系、心霊系、など様々な種類がありますよね。この映画は最初のうちは『ジャンルがわからない』。そう、どういう系の恐怖がよく分からないんですよね・・・
話の内容もいまいち理解しにくい。雰囲気はずっと暗く、そして気持ち悪い。が、心霊という感じでもなく全く展開が読めない。
わたし映画を見るときは基本的にネタバレって好きじゃなく見ません。この映画もそうですが、U-NEXTでジャンルだけ指定、んで評価の高そうな映画をテキトーに見るスタイル。前情報はあまり頭に入れないで映画見ます。
この映画もミッドナイトサマーと同じ監督でジャンルとしてはホラー、そんな程度の前情報で見ましたが、ただただ気持ち悪いだけで展開が読めない。
ホラーっていきなりデカイ音でびっくりさせたり、ここで何か出てくるな!!みたいな予想が出来たりしますがそういうのが全然ない。
人間の怖さ、理解できない訳わからん行動への恐怖
この映画の恐怖は心霊的な要素もありますが、どちらかというと『人間の怖さ』、理解できない行動への恐怖かと思います。この訳わからん行動が怖い、ってのはミッドナイトサマーも同じような感じですね。
普段生活しててもたまに変な行動、理解できない行動する人っているじゃないですか?で、そういう人見ているとちょっと怖い・・・・
例えばそうですね・・・・・町を歩いていると無言でグルグル回っている集団を見かけたら、、、、怖いじゃないですか??笑
自分が理解できない行動への恐怖、これが上手く描かれている作品だと思います。
一度じゃ理解できないかも知れない伏線まみれの映画
『ヘレディタリー/継承』は非常に伏線が多く、正直一度見ただけじゃ全てわからないかと思います。
わたしが映画を見る時って最初は白紙の状態で見る。で、面白かったらネタバレ・考察系記事を見るって感じです。で、この映画は非常に多くの伏線が散りばめられているので考察系記事も多く、読んでるとなるほどなと1回見ただけじゃ気づかない点が多々ありました。
ネタバレは基本したくないのでここでは紹介しませんが、考察系が好きな人には楽しめる内容となっています。面白かったって人はその手のサイト覗いて見て下さい。
ラストシーンで全ての伏線が回収される
何度も言っていますがこの映画ってほんと展開がよくわからないんですよね笑
わたしの理解力が低いだけかも知れませんが・・・・笑
ただ最後の最後でやっと『こういう事か!!』ってのがわかるかと思います。
さて、今回紹介した『ヘレディタリー/継承』ですが、よくミッドナイトサマーと対比しているサイトがありますが、わたしはこっちの方が好みかな。普通のホラーではない、人の怖さ、理解できない事への恐怖、確かに評価される理由がわかります。
最近見た中では飛び抜けて怖い!というか気持ち悪い!!!
興味のある方はぜひ見て下さい。ホラー好きなら見る価値はあると思います。